2014年3月25日火曜日

「ソウルサーファー」ベサニー・ハミルトン勝利者インタビュー

reference:surfer web site    
http://www.surfermag.com/features/bethany-hamilton-interview/

ハリウッド映画の伝記モデルやTV出演からオバマ大統領との朝食会とベサニー・ハミルトンは今日最も影響力のあるサーファーとなった。だがそんなメディアの注目にも臆せずに真の実力を発揮して彼女はついにパイプラインプロで優勝を遂げた。

すごい結果になったね?
本当に最高。驚異にさえ感じてるわ。パイプラインでサーフするのは大きな夢だったし、バレルを愛しているから。パイプで楽しんでいくつかバレルをメイクできたから、この試合で勝てたなんて凄いと思っているわ。とにかくすごく幸せ。
試合のコンデションはどうだった?
うーん、ウェイティングで長く待たされたわね。ボーイズのプロジュニアコンテストの後にやらなくちゃならなかったから、その試合が終わるのを待たなくてはならなかったの。だからパイプでたくさんサーフできたし、ファンな日もあったわ。それでようやく試合が始まることになったけどコンデションはジャンクだった。ちょっとがっかりだったけどパドルアウトしてみると良い波があることに気がついたの。ノーススウェルだからクラシックなパイプラインじゃなくてバックドアという感じだったしポイントブレイクのような印象もあったわ。最初のヒートで良い波に乗れてそれで勢いがついて勝ち進むことができたの。
しばらくぶりの勝利かな?
そうなの、パパが言ってたけど10年ぶりみたい!笑ってしまったわ、でも気分は最高よ、ついにまた勝つことができたんだから。
数年前クオリファイ寸前までいったよね。いまもまだ挑戦しているの?
いえ、今年はしていない。それに試合にはちょっとしか出ていなかったから。でも今年は行けるかもしれないわね。最近結婚して楽しく暮らしてるし、じつはアーロン・リエバーと映画のプロジェクトを始めているの、私の人生がベースになっているんだけどそれにサーフトリップやグッドウェイブをミックスするつもり、このプロジェクトが楽しみ。
そのあとはクオリファイのためにもう一回決めてやろうとか?
うん、たぶん。今年の目標を楽しみながら達成してからね。スナッパーでのビアンカを見てあのレベルに挑戦したいって思ったわ。アプローチの仕方が私たち似ているから、それで本気でクオリファイに挑んでみたくなった。
ワシントンDCに行って朝食会でオバマ大統領と会ったけどどうだったの?(the National Prayer Breakfast with President Obama)
凄い経験だったわ。公共のイベントでスピーチしたことはあったけど、でも超緊張したわね。オバマ大統領とファーストレディの横で6分間のスピーチをしなければならなかったの、でも上手くやりとげたわ、聴衆は喜んでくれたし、と願っているけれど。でもすばらしい会見だった、ハワイやサーフィンの話を大統領とできたのだから。
なにか他のプロジェクトは?
ええ、2冊目の本を出版する予定。Bethany Hamilton Body and Soul  女の子に人生を上手くやりとげるヒントを書いたのよ。5月に出版の予定よ。楽しいプロジェクトだし多くの若い女性の助けになればと願っているわ。

レアードがガイドするシェープアップ術。こうしたら苦労しないで痩せますよ的な…

reference : http://www.mensjournal.com


レアードがガイドするシェープアップ術。こうしたら苦労しないで痩せますよ的な…



1. 楽しもうぜ!

  楽しいと思えることをやる。楽しむことで、鍛えるとか痩せるためってことを忘れることができる。ハイキングやサイクリングやスキーなら、シェープアップしてる、なんて思わないだろ。ジムでペダルを3時間漕いだとするよね、でも40分もしないうちに「あとどのくらい漕がなきゃいけないんだよ」って思ってしまう。でも3時間自然のなかを友達と走ってごらんよ、スカッとするぜ。未体験のスポーツを習うのも精神的に効果がある。でもゴルフとかピンポンじゃダメだよ。もっと活動的な、ロードサイクリングやサーフィンやスキーやスノーボードがお薦めだ。これらだと十分に身体に負荷を掛けられるし、もちろんジムみたいなところでの「修行」とは無縁だ。

2. 食べちゃいけない、じゃなくて食べられるものを追求しよう。

 食べるのをがまんしないで、賢くヘルシーに食べよう。私たちは毎日毎日食物を口にしているが制御できていない。そこがダイエットの難しいところ、何を食べてはいけないかと考えるのは大変だ。でもその代わりに何をもっと食べられるかとバラエティーを増やすという発想に変えてみるのはどうだろう。野菜や果物、そしてタンパク質などに興味を傾注するんだ。ダイエットの落とし穴は、毎日同じものを食べなきゃならないっていう苦行なんだからね。バラエティーを増やすことは毎日のエクササイズにも効果がある。食習慣に多様性をもたらすことはヘルシーな身体作りに繋がるんだ。
 じゃあまずは朝食をスムーシーにしよう。私はアーモンドオイルとミルク、プロテインパウダー、緑黄色野菜、ベリー、バナナ、ビタミンサプリと、これらが一日のスタートには最高の基礎となっている。またベジタブルオムレツのようなものでプロテインも摂るようにしている。これはトレーニングの後一時間以内に摂れば(muscle catabolization:筋肉の代謝を促進または抑制)に大いに効果がある。

3.筋肉痛になっても、それに浸って満足するな

 私はいつも筋肉痛だよ。筋肉痛になると一日中椅子に座っていたいと思うかもしれないが、筋肉をコンクリートのように固くしてしまう。それに抗するにはウォーキングや心循環系の軽いエクササイズをして血流を促進させると良い、筋肉痛を和らげる働きもある。マッサージやホットシャワー、エプソン塩(硫酸マグネシウム)のお湯に浸かるのも効果がある。ウーベンザイムなどのサプルメントや、筋肉の炎症を和らげてくれるハーブが配合されたメントールスプレーも私は利用している。

4.一人ぼっちはダメだよ。

 友達の声援ほどありがたいものはない。「筋肉痛?」「ああ、痛いな」「僕もそうだよ、じゃあもう一丁いこうぜ!」。エクササイズは孤独になりがちだけど、パートナーや友達もしくは地域の人々と交流を育むことが良い効果を生んでくれ、大きな目標をも達成する助けとなる。10kmのマラソンや100kmの自転車レースさえも不可能ではなくなる。それは助けあえる旅の道連れと同じ。

レアード・ハミルトン


2014年3月19日水曜日

ASPワールドツアーが始めたボランティア W4W' これ知っとかないと恥ずかしいよ。

 インドネシアやアフリカ、南アメリカ…などツアーを周りながら地域の人々を助けようという試み、これは効果あります。ウィンウィンです。サーファーズジャーナルにも記事が掲載されています。

WAVES FOR WATER PARTNERS WITH THE ASP WORLD TOUR
簡易浄水器Waves for Water がASPとパートナーシップに
from ASP website


Partnership To Help Provide Access To Clean Water For Over 100K People
ウェーブスフォーウォーターW4W'とASPワールドツアーがパートナーを組み100000人以上の人々に綺麗な水を供給する
このパートナーシップは11のイベントを開催しながら地球を周り最低でも十万人の人に綺麗な水を提供できるようになる。
2014226日、オーストラリアのゴールドコーストでウェーブスフォーウォーターW4W'ASPはワールドツアー中に開催地の近隣で必要に応じてW4W'クリーウォータープログラムを供給するパートナーシップを組むことになった。またイベントの財源から1%をそれぞれの地域に分配する。
「このパートナーシップにすごく興奮している…これは創意に満ちているし、この結果がどんなすばらしい効果をもたらすかも計り知れない、選ばれた地域を助けるだけじゃなくて、サーフィンコミュニティ全体にも良い影響を及ぼすのじゃあないかと思う」ー ジョン・ロース
このパートナーシップによって、ASPW4W'プログラムやその他のプログラムの考えている世界の水の問題を一般社会に向って知らせることができる。
W4W'の役割は世界の地域でクリーンな水を必要としている地域を助けることで、クリーンな水をその活動の中心に掲げている。この組織は世界の災害救助活動を通じて世界のリーダーや地球の改革にまじめに取り組む戦略的なパートナーたちと活動することである。

ASP(The Association of Surfing Professionals)は唯一のプロフェッショナルサーフィンの組織で、1976年からその王座に就くものは正式に世界チャンピオンとして認められてきた。ASPはASPWorld Championship Tours (WCT), the ASP Qualification Series (QS), the Big Wave World Tour; the ASP World Longboard Championship (WLC) and the ASP World Junior Championship (WJC).を組織し世界のベストサーファーを世界のベストの波で、国際的な七つの国の組織にサポートされて運営している。ASPはすばらしい歴史を築き、エリートアスリート、世界中のファン、熱心なパートナー達とともに今日のプロフェッショナルサーフィンを確固たるものにしている。


2014年3月13日木曜日

ランス・トラウト:Lance Trout レジェンドサーフフォトグラファー

 サーフフォトグラファーというのは写真の世界では異端児である。それはサーフィンがスポーツというカテゴリーの枠にピッタリ収まらないのと同じだ。以前、キャノンギャラリーで個展を開催したとき、スポーツ写真で有名な写真家が来てサーフフォトグラファーについて質問してきた。「サーフィンの写真を撮るカメラマンとは他のスポーツと違って交流が全くないんですよ」
 サーフフォトはサーフフォトグラファーにしか撮れない。精神論ではない、波のコンデションに合わせてスケジュールを調整できなければ良いショットが撮れないからだ。
 それにはどっぷりサーフィンの世界に浸かるしかない。その究極の選択がノースショアーウインターシーズンの長期滞在。ここではサーファーだけでなく、サーフフォトグラファーも限界を試される修行の場なのだ。

 ランス・トラウト氏は70年代に米サーフィン誌でシニアスタッフとして活躍した写真家。
FCでお友達になっていただきました。でちょっと写真使わせていただきました。ペコリ
http://thelostandfoundcollection.com

あのノースの黄金期、つまりライトニングボルトやフリーライドの時代に
多くの写真を残しています。

フリーライドやボルトで育った世代にはヨダレものの写真がズラリです。
MR by Lance Trout 
なんせマニュアルフォーカスの時代ですからね。フィルムもコダクロームで
低感度しかも品質にバラツキがあった。でも色は独特で、デジタルでは
表現しにくい世界だから今は色補正でわざとエフェクトしたりしますね。


Jeff Crawford at Pipe by Lance Trout

写真で見るかぎりこの時代ジェフクロフォードが
一番ディープだったと思う。
そう思いません?









2014年3月10日月曜日

日本語版サーファーズジャーナル、そういえばMRの記事があった!

日本語版サーファーズジャーナル、バックナンバーからお薦めの記事。
photo : Lance Trout


A Shaper's Path
An interview with Mark Richards

 マーク・リチャーズ先生かく語りき

 3月7日で57才になられた4度に輝く元世界チャンプ。先日紹介したマット・ワルショー氏のブログではMRのサーフィンをその人となりと合わせて大絶賛していました。ということでちょっと気になりサーファーズジャーナル日本版21-5をひっぱり出してMRインタビューを再読。(米国版は16-2)

 このインタビューおもしろいですよ。読みやすくしかも内容が濃い、偉大なサーファーのサクセスストーリーであるにも関わらず、その語りから感じられるのはまるでサーフィンと出会ったばかりの少年がその楽しさを説いているような印象です。さらに読み進めていくと話題の中心がサーフボードデザインであるにも関わらず内容が難解にならないであっさりと理解できてしまう点にも驚かされますねえ。インタビュアーのアンドリュー・キッドマンもさすがです。
 リノ・アベリラと彼のツインフィンとの出会いから、デイック・ブルーワーから啓示のようなヒントを与えられあのツインフィンが誕生したという話はちょっと鳥肌モノです。スラスターについても
サイモンが産んだアイデアには彼のツインフィンというベースがあったことを示唆している。確かにMRがシングルに乗り続けていたらトライフィンの誕生はありえなかったかもしれません。


 さらにオタク的興味が深まったのでMRの公式サイトも閲覧したらこれがまた彼の人格を表したような素晴らしい完成度。自分のプロフィールから始まって、過去のボードから現在のモダンデザインまでを紹介し、カスタムオーダーもどんな要求にも対応できますが海外の方は代理店をご紹介いたします云々。セミロングもあるんだな~ノーズライドにあまり関心が無ければお薦めなんてニクイ、大きな波でも行けそうな感じのファンボードですね。


 そのHPをクリックしていくうちに見つけたのがこのツインフィン、バンブルビィー1976。リノ・アベリラのシェープからインスパイアしてツインフィンに目覚めたMRが最初に作ったボードのレプリカですね。リノはスティーブリズから影響を受けていたようです。これ乗ってみたいね。パドル楽そうだし…。でも色はちょっとねえ苦笑。

2014年3月9日日曜日

元世界チャンプ(4回)、マーク・リチャーズ氏 3/7で57才のお誕生日というこ と です。おめでとうございます。

元世界チャンプ、マーク・リチャーズ氏 3/7で57才のお誕生日ということです。おめでとうございます。

マット・ワルショー氏のブログより

reference: Surfer web site 



photo: wilkings



「傷ついたカモメ」とフィル・ジャレット(ジャーナリスト)が呼んだマーク・リチャーズのサーフスタイルは腕のフォームが由来する。その鳥類的なスタイルは現在においてもユニークだ。だが正直なところ、その「傷ついた」という表現はどうかなと私は思う。MRの細長い上半身と鳥の翼のように広げた両腕は、すばらしく美しいからだ。スピードにおいてもまさに飛んでいるような優雅さで、傷ついてはいない。

 さらに特徴的なのは彼のスタンスだ。添付した動画をご覧いただきたいが、75-76のウインターシーズンでのMRのスタンスはまるで産まれたばかりの子馬のように膝を折り曲げて、赤と黄色のライトニングボルトピンテールに乗っている。(後略)

photo : A.Chung

  ジャッレトが書いたのではないけど米サーファー誌ではこんなことも書かれた。「美しくはないが、大いにラディカル」奇妙だな彼のサーフィンは今思い出してみてもラディカルという表現はあてはまらない。(中略)まあとにかく彼のサーフィンは美しい、大いに美しいといえる。

 その美しい理由が二つあると私は思う。その一つは天性の素質だ。自論ではあるが、ショーン・トムソンはその時代の革命だった。だがショーンもラビットもBKもロペスも、いわゆるその時代の神と讃えられた人たちでさえリチャーズの、精錬なラインを描くことはできなかった。急襲的で高速、トルクフルで摩擦からは解き放たれたようなサーフィン。特に注目したいのはMRによるシングルフィン時代の終焉時だ。そのエネジーの放出は完璧。ヨガ的な調和だ。数ミリグラムほどの繊細なウェイトコントロールでライディングしている。(完璧な前脚加重のスタンスという意味にも捉えられます)


 二つ目は、彼のあの超内股のスタンスが可愛く見えてしまうのが理由かな。何故かって?彼自身が愛すべき人物だからだ。もちろん激しい集中力とコンペティターとしての闘争心が無ければ四度も世界タイトルは獲れない。だがマーク・リチャーズは汚いトリックも使わず不平も言わず、礼儀正しくほとんどフレンドリーな態度を試合で貫いた。(ほとんど、と付け加えたのはライバルだった"Cheyne the Pain"の存在を無視できなかったからだ。(シェイン・ホランのあだ名、おそらく毒舌シェインという意味かな))


 総括すればMRは「市民チャンピオン(the everyman champ)」なのだ。そりゃあ誰だってショーン・トムソンのローカルセッションに参加したいだろうし、ウェイン・バーソロミューとおんぼろのホールデンに同乗してバーレーからベルズまでトリップをしてみたいと願うだろう。でもリチャーズは友人として長く付き合いたくなるような男なのだ。もちろん彼は世界チャンプのオーラを持っている。それに言うまでもなくバスティンダウンザドアの主役で、映画フリーライドのスターで、スーパーマンロゴのレジェンドだ。でも彼はニューキャッスルのカーセールスマンの息子という経歴を隠そうとはしないし、常識をわきまえた一般市民だ。これで、僕がMRの内股スタンスが美しく見えると言った理由がご理解できたかな?もちろん傷ついてなんかいないよ!


2014年3月5日水曜日

ASP今シーズンの注目株、ナットヤングインタビュー

reference: Surfer web site






ナット・ヤング インタビュー

2013のWCTルーキーオーブザイヤーに輝いた新星。

ナット・ヤング22才。ベルズとポルトガルで二位、ケラマスで三位。パイプラインに出場した時点ではワールドランク9位に付けていた。彼を自宅に訪ねてルーキーオブザイヤーに輝いた昨シーズンを振り返ってもらった。

大注目のルーキーシーズンとなったね。ツアーの始めはどのような期待を持って臨んだの?

知っていると思うけど、大いに期待されていたのは本当だよ。WCTという舞台が僕に向いているという感じは持っていたんだ。それは僕のサーフィンは良い波で発揮するからね、つまりツアーの波はほとんど良い波で戦われるからさ。でも良い結果は予想より早かった。第二戦のベルズで二位は自分でもショックなくらい驚いた。昨シーズンはWQSには出ずにWCTだけに集中していた。これで次のシーズンも戦えるかなって思った。

ベルズの二位はどんな気分だった。君のキャリアでは最も素晴らしい結果かな?

イェイ、全くそのとおりだよ。でも二位になったことは残念だと思ってる。ファイナルで集中して戦って負けた瞬間は嫌な感じだったね。でも冷静になって振り返ると、そうか二位なんだと気がついた。大きな結果だと思うよ。


二位になるとツアーの他の選手は悔しいのかな?sれとも喜び?

う~んどうかな?判らないけど、たぶんどちらともいえるかな?全力でがんばって結果は負けたんだから笑顔で陸に戻る気分にはなれないだろ。結果に満足する人もいると思うけど、僕は負けたという気分だよ。喜びではないな、でもしっかり土台に立ったという感触はある。それはつまり「うんよし!」て感じ(笑)

シーズン中の自信はどのように高まっていったの? ベルズから突然?

一番ナーバスだったのはスナッパーの最初のヒートだった。自分ができるっていうことを示したい気分で一杯だったからね。どのイベントでも最初のヒートはナーバスになるけどね。ファーストラウンドで負けたくないからさ。でも楽しさとエキサイトする気持ちで戦っているよ。

ヒートでマジで苦手な奴は?

『あいつよりはあいつと戦いたいな』というのはあるよ。でも可笑しかったのは手強いと思った相手に勝って、楽勝と思った相手に負けたことだよ。

対戦相手に対してはどう考えるの、絶対に勝ってやるとか?

うーん、判らないなあ。たぶん相手よりも良いサーフィンができると感じることかな。それに良いヒートもあれば悪いヒートもある、もし最初に良い波に乗れれば相手に打撃を与えられる。でもWCTは凄い選手ばかりだからね。失敗は許されないんだ。どのヒートも勝つのは大変だよ。



お気に入りの試合とヒートはどれだった?

フィージーはお気に入りだね。人生で最高の波に乗れた。ほぼ毎日バレルだった。レストランツとクロウドブレークで二人きりだからね。ベルズは凄く楽しかったけれど、じつはサーフィンは良くなかったんだ。レストランツでの第2ラウンドのヒートは凄く楽しかった。年間でベストウェイブをサーフできた。2本良い波に乗れたけど飛び抜けていい波だったよ一本で三回バレルに入ったんだ。(9.2,9.03を獲得)

ルーキーで戦うことになにか有利な点はあるのかな?

全くないよ。世界最高の選手を戦うのに、どの波も経験が無い。対戦相手についてだけでなく、ラインナップもどうなっているのか判らないんだからね。波について理解していないのは僕とって一番困ることんなんだよ。いくつか落としたヒートもそれが原因だと感じている。


次のシーズンはなにか変化はあるの?

ルーキーシーズンの結果についてはうれしいけど、それで終わったわけじゃあない。パイプで良い結果を残したいんだ。あそこでは子供の頃からサーフしている。ツアーの他の波よりもあそこの波のついては理解しているからね。2013年のパイププロでは10ポイントを出すことができた。

ルーキーオブザイヤーに輝いた感想は?


デカイよ。ツアー初戦からの目標だったし可能性も高かった。この賞をいつも考えていてそれがおおきな励みになったんだ。