2014年5月30日金曜日

ミニシモンズ、ファーストインプレッション。これも進化?その一。

 湘南のファクトリー、ギアーズの遠藤さん「ユウチャン」とはいつのまにか友達になっていた。でも彼とは波友というよりビア友。さて、彼のファクトリーにはサーフムービーがたくさんある。だからそこにいるとビールをちびちびやりながら映画を見たり、修理でやってくるいろいろなサーフボードをチェックしたりとなかなか楽しい。いまさらながら湘南はほんとうにサーファーが多いなと思うのはそんなときだ。しかも多種多様なのだ、オルタナ系なんて言葉が流行る以前から、湘南には自分自身のスタイルを見つけてサーフィンを楽しんでいる人がいたんだろうな、というのが修理を待つスキップやリズからうかがえ、カリフォルニアと共通点があるのかなと思う。
 さて先日、そのギアーズへビールを持って遊びに行くとファクトリーの片隅にこのシモンズがあるのを発見した。聞くところによるとユウチャンの友人のボードで修理を頼まれたのだという。
 
シェーパーはジムマッカラム。長さは4'11"と短い。巾と厚みは記されていないが持った感じは薄めのロングボード。レール形状はややダウンで50/50的ではない。テール近くに沿ってエッジはシャープ。フィンは大きなキールの両面フォイルがオンされてある。
面白いのがカラーデザイン。フィンから本体まで同色。このデザインにはちょっとそそられましたね。シェープも素晴らしいがこのカラーにクリエイター心をくすぐられ、乗ってみたくなってしまった。

で、借りられることになったんです。
オーナーの中川さんありがとうございます。
4'11"人生最短のボード。
さて乗り味はどうだろう?






2014年5月26日月曜日

SURFER or SURFING?

 
 米サーフィン誌のカバーがイケテルって思ったら、やっぱりです。気合い入ってます。
 まずはSURFINGのHPトレーラーをご覧ください。iphoneじゃ見れないかな?PCなら見れる?カックイイよ。本をトレーラーで宣伝するってイキだよね。それにしてもこのトレーラーの編集ヤバイっす!

http://www.surfingmagazine.com/magazine/issue-7-2014/

 そもそもサーフィン誌ってサーファー誌の後に創刊されたからビジネス的にはかなり苦戦してきたみたい、でもそれがこの本のコヤシしになっていて、つまりですね、思い切ったことしてサーファー誌を越えてやろうという意気込みでがんばってきたとお察しいたします。だからこの本はつねに最新のトレンドを意識している。スタンスが新しい方向を向いているからトレンドセッターとしての役割も担っていて、この技やこのサーファーが今一番ロアーズでイケテルぜなんて記事にすると世界中のサーファーが真似しちゃいかねない。まあサーフィン誌読者はそれを求めているしね、つまり彼らはオルタナ系とかドーでも良いって感じなのかもしれないです。と独断で言ってしまうときに限ってオルタナ特集とかやったりするんだな笑。
 まあとにかく、それに比べるとサーファー誌はちょっとコンサバ。つまり保守的でロングの写真とかも使ったりして、色々な年代層のサーファーをターゲットにしているような気がする。だからモダンサーフィンを知りたかったらこのサーフィン誌が一番ですね。編集のデザインも新しい〜ですね。今回のカバーデザインは個人的には☆☆☆です。
 
 さて明日は波ちょっと残るかな?風変ったときが…チャンスかもね。


 
 














2014年5月20日火曜日

米国サーフィン百科事典にミッキー川井氏登場!!



1http://encyclopediaofsurfing.com/entries/kawai-mikio-1




  サーフィンのことならなんでもござれ的な辞典。Encyclopedia of Surfing.
数年前からウェブサイトとなってウィキペディアみたいに誰でも閲覧できるようになりました。これ便利です。知らないこと一杯でサーフィンオタクにはたまりません。
でも以前からちょっと不満だったのが日本のことがあまり載っていないこと。とくに日本人サーファーの名前が出てこないのがちょっと悔しかったので、著者のマット・ワルショーさんにメールしたら「じゃあ誰かいる?」ツーことで話が進み。(ちなみにマットさんとはFB仲間であります)資料集めとインタビューを兼ねて先月鴨川に行き、バリから帰ったばかりのミッキーさんからじっくりお話をうかがい、簡単なレポートにまとめて送ったら半月もしないうちに掲載となりました。


 ミッキーさんについて改めて驚かされたのが全日本で(ショート、ロング、アマ)通算10回の優勝を誇っていること!さらにマカハインターナショナル選手権にも日本代表として初めて招かれたり。最初に手に入れたプレーナーはジョージダウニングから譲ってもらったとか、九州や北海道を開拓したりとか興味深い話が盛りたくさん。
サーフィン現役、波さえあれば毎日パドルアウトしているミッキー川井恐るべし。
    改めておめでとうございます。