2016年3月31日木曜日

サーフィン初心者てきココロ、その1。ウェットスーツ?

たぶん一番好きな
ウェットスーツ〜は
ジャーフル3mm〜
2mmも良いぜよ。
迷ったら3mmです。
写真はラバーです。
すいません。

両面ジャージのフルスーツを
ジャーフルと呼ぶ。
これ良いんです。
なにが良いかって?

まず、ほぼ一年中使えます。
たとえば
春から初夏にかけて
気温は上がっていても
水は冷たい。
そんな季節。
冬に冷えきった
海水はなかなか
温まらないんだな。

秋は秋で温まった海水が
12月くらいまで引っ張るから
気温は低くなっても
海は温いとなる。
そんな季節にも
ジャーフルは使えますね。
from Istagram Brad Gerlach
ケリーも着てるし。
これはジャーフル。

つまり3月から真夏を除いて
12月(千葉以南)上旬
まで6ヶ月間は使えるのがジャーフル3mm

2mmジャーフルになると
ちょっと保温性は落ちるけど
そのぶん、生地が薄くなって快適性が増す。

うちの奥さんは寒がりなので
真夏でも雨が降ると2mm着ています。

しかもジャーフルって丈夫でお値段もお手ごろ。
生地もグレード下げて
オプション付けなければ
フルオーダーでも50000円くらい
で作れると思う。
ねっ店長!
とにかく両面ジャージって
丈夫なんです。
これからの4月から7月上旬まで
使えるからね。
普通に使って
3年はいけるし〜。
選ぶならオールブラックですね〜。
古くなっても色あせ感がニャイ。


ロンスプやシーガルを考えている人は
2mmジャーフルを
選択しに入れても
良いかもね。
とくに腰痛の人は夏も
ジャーフルオススメです。

もっとも昔はジャーフル3mmで
真冬もサーフィンしていたっけなあ。

サーフトリップで目的地の
水温がよく分からないときは
ジャーフル持っていくと安心ですね。
@@@@@@
















2016年3月30日水曜日

ケリーの本音、ちょっとスランプ、その2

photo from WSL

ケリーは自分自身のスランプをプロゴルファーのタイガー・ウッズと重ねて見ている。ウッズは長期の不調に喘いでいるからだ。

「タイガーは長い間特別な地位を維持していた。だから少しくらい調子を落としても驚くことではない、むしろ彼だって人間なんだって思うよね」とスレーター「彼のように体の故障や精神的な問題を抱えていながらも注目を浴び続けている人を十年ほど見てきた。そんなプレッシャーを感じながらも人は成長していくんだ。タイガーも僕もそのような環境で自己を鍛えてきたんだが、今はそれを楽しんでいない。もう十分だろうという感じかな。たしか2000年の頃も勝利がなかった。でもいまはあの頃のような重圧は感じていない。秘密にする必要はないから言うと、いまは負けても期待した結果を得られなかったと思うだけなんだ」

ファイアーワイアーの買収、スレーターデザイン、ウェーブプール、アウターノウンの立ち上げ等、そのビジネスの多忙さがケリーをツアーで戦う気持ちを減退させた。だがケリーはそれだけが理由ではないと断言した。

「僕もいろいろなプレッシャーを抱えて生きているんだよ。でもそれを理由にはしたくない。ツアー以外の仕事をしていてもヒートでは全力で戦うことができる。でも僕が願うのは、「サーフィンをしている」という意識が無い状態でヒートを戦うことさ。サーフィンが調子良くて、試合も勝てて、思う通りにうまくいって、サーフィンへの疑問なんて全く浮かばない。そんな状態になってないんだよね。もう一度そうなりたいと願ってはいるんだけど」

ケリーのその最後の言葉があてはまるのはWCTでランキング1位のマット・ウィルキンソンだろう。

「ゴールドコーストで5位以上になった選手で残っているのはウィルコだけなんだ」とスレーター。
「だからウィルコに言ったんだ。あと二つほどヒートを勝ち上がるとランキング2位とは大きく差がつくぞ、それでもし勝ってしまったら20000ポイント。他の選手は7000ポイントくらい。もしそうなったらすごいぞってね」

 サーフィンの世界は憶測が大好きだ。「ケリーはこれからどうなるか?」もし彼がツアーを離れたら、プロサーフィンの世界はかなりの損害を被るだろう。しかしケリー本人も同様だが、今回のようなプアーなコンデションで彼のサーフィンを見たくはない。ベルズとマーガレットリバーが終われば次はフィジー、Jーベイ、チョプーという最高のステージが選手を待っている。
 
 WSLのスタッフがウエスタンオーストラリアのノースポイントで試合が開催されれば興奮するかと質問した。

「興奮だね。興奮するよ。それが実現するとは思えないな。アイデアは支持するよ、ノースポイントの波がベストだからね。たとえ4フィートでも構わないよ。エアーもできるしバレルにも入れる」「ボックスでの試合も最高だよ。昨年は少しだけ開催できたよね。あそこはたった三秒間のバレルがヤバイ。メリグはワイプアウトするしオーエンのバレルもすごかった。WCTの選手もビビるからね。まあヘルシーといえばヘルシーかな」

2016年3月29日火曜日

ケリー・スレーターの本音、ちょっとスランプみたいね〜


オーストラリア、トラックスマガジンより


Photo from WSLsurannpu 


「今日の四つのヒートであいつらに賞金を掛けていれば一儲けできたね」マイケル・ボーレスに敗れたケリーは、同ラウンドのパーコやジョンジョン、メデイナたちの敗北をそう皮肉った。

ケリーはまだメジャーな試合で勝つことができるという幻想のなかで試合に臨んでいるとい論争がある。また一方ではケリーのビジネスへの挑戦が試合での勝利を遠ざけていると見る意見もある。
そんななか、ケリーは波が良くならないと最近は彼自身のモチベーションが上がらないという事実を認めた。

「ヒートに負けるのは悔しいね、、、でも以前、僕はチャレンジを欲していた。毎朝起きるたびにチャレンジする気持ちが僕をプッシュしていたんだ。
フリーサーフィンのときもチャレンジすることに取り憑かれていたね。でも今はそういうフィーリングは無いんだ」と彼は引退とも受け取れるような発言をした。
「波が良くて試合のプレッシャーも無い、サーフするだけそんなヒートになれば良いなって思うよ。でもどうだろう、少し負けて期待に添えなくて、それが気になってしまってるとか」

「正直なところ、ここ数年ワールドタイトルという目標をにらんでいるという感じではないんだ。なんとかしなくちゃあという気持ちはあるけど中途半端な感じだね」とケリー。

44才にして世界タイトルを11度、CTでの勝利が54回。この記録がサーフィンの歴史でもっとも成功した男の最終結果となるのだろうか?

(黙考)「さあね、それ(引退)についてはもう15年くらい考えているよ」(笑)母親にもメールで言われた「そろそろ考えたほうが?でもそう言われてカムバックしてワールドタイトルを取ってしまったからね。挑戦しなければすべては不可能なんだ」

「ツアーに僕の年齢で戦っている人はいないんだ。もうこの年齢では勝てないと当たり前のように言われると、じゃあやってやろうじゃないかと体を健康に保って目標を設定してと燃えるんだけどね。でもねじっさいのところ僕はいま長期のスランプにおちいっているのさ」

いまのツアーについてスレーターは誰にもチャンスが訪れるような状況にあるという。
「先日のゴールドコースでは誰にでも勝つチャンスがあったよね」ルーキーや怪我でのワイルドカードたちもワールドタイトルを狙っている。

18才の最年少カノア・五十嵐が生まれたとき、スレーターはすでに4度目の世界タイトルを手に入れていた。


「ハングリーなルーキーや下積みの長い選手はいまこそチャンスって考えているんだ」とケリー。「勝負はすべてジャッジの採点で行われる。そこには依怙贔屓(えこひいき)があるんじゃあないかって誰もが思う。でも負けない選手はいないんだ。有利な立場からジャッジの喜ぶようなサーフィンをすればとりあえずは勝てるかもしれない、でもね攻撃的でないサーフィンはいつかは負けるのさ」
(訳者注、完訳ではなく意訳です。)

2016年3月21日月曜日

スレーターデザインのヘッドシェーパー、ダニエル・トムソンインタビュー2/2

http://www.surfermag.com/features/the-futurist/#xAyKST70WxzU0QhE.97

最初は多くのサーファーが君のボードを見て戸惑いを感じたけど?



最初は美的に受け入れられなかったと思うけど、見慣れてきてその性能も理解できるようになってからは評価は変わったね。売りたいがための見た目だけと思われたんだ。だが機能することが分かった。僕にとってポインテッド・ノーズはもうレトロだね。パラレルなレールこそ機能美だと思う。もうデザインがスタンダードなショートボードに戻ることはないよ。

スレーターが君に興味を持ったけれど?それは自信になった?

ケリーは人格的にもすばらしい人なんだ。サーフィンでもコンペでも健康でもビジネスにおいてもハイレベルなものを求めている。正直いって彼との出会いはビビリがあった。だって僕にとってもヒーローだからね。でも知的好奇心において理解しあえることができた。だからデザインにおいていろいろな話ができたんだ。二人のアイデアを出し合ってパーフェクトなボードを作ることにした。いまもそれは続いている。彼との仕事はすばらしい経験だよ。

未来のハイパフォーマンスサーフィンをどう見てる?

多様化すると思う。いろいろなデザインがあたらしいフリースタイルを生み出して驚くようなラインを生み出すんじゃないかな。いまはみんな同じようなボードにしか乗っていないからね。これから多様なデザインのボードが登場してライディングもいろいろ変わると思う。この先20年は、いまのサーフィンと見分けがつかないほどの変化はないにせよ、でも大きな変化はあるだろう。

サーフボードの素材が大きく変わってきたけど?ポリウレタンの将来は?

新素材の方向性は間違っていないと思う。僕はエポキシとカーボンの支持者だ。ポリウレタンはもう性能の限界に来ている。コンテストでは主流だけどそれは業界の都合からだよ。サーファーが新素材に慣れたらあっという間に普及する可能性はあるね。

なにか飛び抜けたような新デザインはありますか?

クリエイティブなプロセスは階段を登るようなもので一段一段上がっていくんだ。その結果として屋根を突き破るような
新デザインが生まれるのさ。18ヶ月ほどまえからマルチコンケープボトムですばらしい結果を得ている。クアッドコンケープとマルチプルベリーチャンネルボトムはすぐにスタンダードになるかな。ハイブリッドショートボードのプレーニングハルも試している。古典的なテイルにパラレルレールとスクエアードオフノーズを付けたんだ。これは新しいフィーリングだな。フィンレスはまだまだだと思っているけど、アイデアはある。しゃがんでレールをホールドすることは必要ない。スノーボードみたいな感じかな。実現する自信はあるけど、今はショートボードデザインの刷新に心を奪われているからね、だから退屈ではないな。

スレーターデザインのヘッドシェーパー、ダニエル・トムソンインタビュー1/2

http://www.surfermag.com/features/the-futurist/#xAyKST70WxzU0QhE.97





JH:君のサーフィンの実力ならばプロサーファーとして食っていけるのに、どうしてサーフボードデザインの道を選んだの?


DT:僕は子供の頃サーフィンコンテストに関わらなかったんだ。父は裏庭でいつもシェープをしてた。だから気がついたらサーフボードデザインに夢中になっていたんだ。プロサーファーに憧れたけどコンペティターとしての素質はなかった。でも僕は別の素質があった。そのデザインがどう機能するか、それを違ったやり方で再構築し、それをテストするサーフィンの能力も持っているという資質に恵まれた。


君のボードは未来的だけど、実際は古いデザインセオリーを取り入れているんだよね。ボブ・シモンズのような?

古いデザインを知るところから僕のシェープが始まったんだ。レトロフィッシュを乗ったときに驚いたんだ。それで過去のデザインにも興味が深まった。ハイパフォーマンスのボードの開発が僕のテーマだったけど、フィッシュとの出会いから方向性が変わった。でも僕はレトロボードを作る気持ちはないんだ。すでに作られたデザインを複製はしない。過去のデザインを取り入れて最新のデザインを作るのが僕のやり方。もう過去のデザインは調べつくしたと思っている。


もしシモンズが生きていたら君のボードを評価するだろうか。

もちろんだよ。シモンズのセオリーに従ってボードを作ったこともある。それは最近見かけるどのミニシモンズよりもシモンズ理論に近いものだ。ミニシモンズの幅と長さのレシオを測ればオリジナルとは異なることが分かるだろう。僕はオリジナルをいくつか測ってそのアスペクトレシオを
忠実にパフォーマンスボードに再現したんだ。


君のパラレルデザイン(長方形)は大きなボードにも適用されるの?

もちろん。それこそベストなんだよ。より長方形になっていくからね。ノーズとテイルは同じ幅。スケーリングの規則体系は無限なんだから。テクニカル的には僕のボードのどんなサイズでも作ることは誰にでもできるよ。あとはそこにライダーの体重とかが関わってくるね。SUPではそのデザインが多様されている。計測できるのが利点なんだ。その規則体系で最小のSUPボードを作ることも可能だ。

巨大な波をその長方形ボードでサーフしとことはある?

パラレルなアウトラインのボードで巨大な波をサーフしたことはないよ。だってスピードがすごいからね。巨大な波で必要なことは波の上でサーフボードが適正にコントロールされた状態だから、テールがしっかりフェイスに入っている方が良い。でもビッグウェーブでもサンセットや大きなJベイ、大きなレノッスのような波なら僕のボードはすばらしく機能する。スノーボードでサーフしてるような感じだね。それに僕は巨大な波でサーフする準備が整ってないんだ。

モダンショートボードは将来どうなっていくと思う?

二つの道筋があると思う。一つはディスプレースメント、もう一つはプレーニングだ。シモンズはプレーニングハルとも言いテイルはワイドでアウトラインはストレート。揚力を最大限に求めてドラッグを最小限にする。
ディスプレースメントは水を効率良く切り裂く、大きなタンカーのようにね。このようなボードは先端が尖っている。テールもノーズもニードルノーズだ。いまのモダンショートボードがこれだね。スタイリッシュな見た目で水面を切っている。プレーニングハルはそれとは異なって水上に浮かんでいるんだ。その二つをクロスオーバーさせたのが未来のボードかな。

君のボードは一般サーファー向けではないの?

コンセプトを理解しているかによるよ。技術のレベルは関係なく乗れる。現行のどのショートボードよりも僕のは優しく乗れるはず。長形のアウトラインは、パドルでも、乗っていても安定感があるからね。ボリュームもあるからアスリートみたいに鍛える必要もない。

2016年3月10日木曜日

カノア五十嵐。パパラッチしました〜。

 WSLのCLはじまりますね〜
昨年とは違って気合入りますね。
カノア君が登場しますからね。
と言っても僕はただのにわかファンデス。
来日に合わせてカノア君を知るようになり
いきなりファンになってしまいました。
できることなら追っかけで
ツアー全てに回りたいです。
スポンサーさんお願いします。
写真とバーターでどうスカ?
さて、なぜファンになったのかというと
理由があります。
彼が逸材だということが
分かったからです。
世界チャンプの可能性が感じられる。
おそらくトップ10は
行くでしょうね。
じつは撮影とインタビューを任されて、
先入観ではハンティントン育ちの
日系サーファーかあ〜
生意気なやつだったら困るな〜
と思ってました。

でもインタースタイルの
ファンサービスを見て
意外な第一印象を受けましたね。
気の使い方が上手。
というか状況を楽しんでしまう
余裕が見受けられました。
そういう人はメンタルで強い。

インタースタイルのあとはロンハーマンで
凱旋パーティー
お神酒を振舞っています。
この酒美味かったです。
お父さんのトムさんがまたカッコイイんだな

日本人家庭によくいる
しっかりものの長男って感じね。
翌日、スタジオで撮影とインタビューを担当しました。
そのときの内容が面白かったですね。
試合のメンタリティーに話が及ぶと
しっかり自己分析できているなと
感じました。
タイムマネージメントなどの
自己管理もできています。
学業の成績もいんじゃあないかと思いますね。
すでに4ヶ国語も堪能ですからね。
ブラジリアンに何を言われても
言い返しちゃいますね。
おどおどしない態度
すばらしいと思います。
がんばれカノア!

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
インタビューの内容は下記URLをご覧ください。