2014年2月22日土曜日

日本版サーファーズジャーナルの読みどころ。


はい、今号も内容盛りだくさんで登場のザジャーナル。カバーショットがかなり話題になってますね。スローシャッターでブレさせています。水の色がイイね。ジワジワと人気の出てきたクレイグアンダーソン。リッパーつーよりグライダーつー感じかなクローズドスタンスが決まってます。
ジョンローズって知ってる?ジョンロースマンじゃないよね。どんな汚水でも飲料水に濾過してしまいしかも安価でコンパクトというシステムを途上国に供給するビジネスを展開してるらしい、オフィスは持たずiphoneだけで
仕事にしてるとはなかなかやるねえあんた!


トッドチェイサーの命日はついこの間でしたね。昔彼が書いたエッセイを読んだことあって親近感を感じます。ケリー世代のニュースクーラーに慕われた人というくらいしか知りませんが、
彼を育てた母親のお話しです。
マカハの酋長バフの若い頃の写真。
座っているのはラスティかな?

ロビーキーガルも特集されてまーす。
こいつオカマって最初思いましたが、
やっと見慣れてきた。ボードは
カッコイイね。乗りやすいとは思わないけど、カワイイ!

これは一見の価値あり!ウクレレの音色と木陰を抜ける涼しい風が感じられますよ。







2014年2月21日金曜日

ウェイン・リンチが語るロルフ・アーネス。サーフィン百科事典より。

Thttp://encyclopediaofsurfing.com/eos-blog/wayne-lynch-talks-about-rolf-aurness/

WAYNE LYNCH TALKS ABOUT ROLF AURNESS




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 マット・ワルショー氏のサーフィン百科事典(Web)にはブログもあり、サーフィンオタクにとってはかなりイケテル内容でス。まあマットさんはサーフィンオタクの教祖みたいな方ですからね。ウ〜ンそこを突くか〜って感じです。
使用許可もいただいてますよ〜。
原文は上記URLをクリックくださいね。

この記事の面白いところは1970年の世界選手権でロルフが勝ったときに、ウェインが選手としてそこにいてロルフのサーフィンを目撃したということですね。天才が天才を語るというインタビューであります。完訳ではありませんのであしからず。

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Rolf Aurnes
Photo:unknown

  
まだジュニアから卒業したばかりのロルフに対してサーフメディアは鈍い反応だったけれど、ベルズでは彼の存在を知っていた?


 PCも携帯電話もFBもなにも無い時代。アメリカのサーフ編集部も来ていたけどのんびりしていた。だから他のサーファーについての話は噂でしかなく情報は古いか、もしくは誤りのいずれかだった。ああ、ロルフのことは聞いていたけどよくは知らなかった。彼の父親がジェームス・アーネスだってこともね。(ハリウッドの俳優)

ロルフは練習のために早くベルズに来ていたようだけど、試合が開催される前に彼を見ましたか?

試合よりも四週間早く現地入りしていた。波と場所に慣れるためにね。USチームより早かったんだ。トーケイのロコには好印象を与えたよ。すごく自然にとけ込んだ。父親のジェームスには会わなかった。南オーストラリアに私が出かけていたからね。帰ってきたら彼だけがアメリカに戻っていた。試合の一週間くらい前にロルフと出会ってサーフトリップにも行ったよ。


彼の印象は?

すごく自然で流れに任せるタイプかな。彼のことが好きになった。サーフィンや共に暮らしてお互いに共通点があることを知ったよ。もちろん彼のサーフィンやサーフボードにも興味が湧いた。まだショートボードの初期のころだったから、思考錯誤の時代でもあったしいろいろな可能性が広がっていた。(ロルフは6'10"のビング、ダン・ベンディクセンシェープ。リンチは6'の彼自身のシェープに乗っていた)



映画フリーフォームにあなた達のフッテージがあるけど憶えている?スモールサイズのベルズだと思うけど?

ああ、寒い秋の日だった。クリーンなスモールサーフで、ロルフのサーフィンはすばらしかった。ベルズのセミフラットなところでも速かったね。私の板はこのコンデションでは機能しなかった。ロルフのは私が2年前からデザインしていたものに近くもっと洗練されていた。彼のサーフィンを見て閃きがあったんよ。新しいデザインの道が開けたんだ。




ロルフはアメリカで出場した試合に全てに勝ち、また世界選手権でもその実力を示した。でも彼はコンテスト向きの性格では無いように見える。そのことについてはどう思う?

ロルフの試合におけるメンタリティーは完璧だ。サーフボードは当時最高で、彼自身そのことをよく理解していて自信も深かった。彼のサーフィンは流れるようでかつ美しい。ビーチでも彼の落ち着きと自信を持っている様子が理解できた。彼はコンペティターでしかもスポーツマンシップに溢れ集中力も素晴らしかった。彼は試合中、他の選手に対して暴言も吐かなかったし興奮したりゲームから排除しようともしなかった。完璧なゾーンに入っていて、リズムも掴んでいた波のコンデションがどうであろうともね。

試合そのものはどう運営された?

私も含むローカルサーファーたちはあまりの露骨な商業主義に幻滅したね。コンテストサーフィンに対して情熱を失った。

良かった点は?

多様性が在った点かな、そういう意味では最後の大きなコンテストだった。サーフボードやスタイルのに関しての議論など、いろいろな個性が集ってきたからね。サーフィンの文化としてもユニークな時代だった。

あなたはその後、表舞台に現れなくなりましたね。

徴兵から免れるために数年間コンテストから姿を消したんだ。自分のしたいサーフィンや人生を目指したんだ。

ロルフも隠遁しましたね。

そうだよ、同じ立場に近かったから、気持ちも同様だったんだろう。もし彼が名声から逃れるために静かな生活を求めたのだとしたら支持するね。

ロルフとは連絡を取り合っていますか?

いや、いつもそのことを後悔している。最後に会ったのは彼が勝った夜だった。夕食会に私が来なかったので、彼は私のシェーピングルームにやってきたんだ。当時すでに私は徴兵を拒否していて警察の目が気になっていた。二人きりで、私が手がけているボードに関して45分ほど話し合った。彼はこの土地や人々がすごく気に入ったと言っていた。驚いたのは試合のことに一切触れなかったことだ。彼は挨拶と感謝を述べただけ、すばらしい態度だった。ちょっとふしぎなことなんだけど。あの夜彼が去っていったとき何か悩みを抱えているんじゃあないかと私は感じたんだ。名声が不幸にもその本人を傷つけてしまうようなことが起こっていたのかもしれない。






2014年2月18日火曜日

CAサーフムービー的サーフムービー、デーンレイノルズちょろっと?ビラボンだし〜

http://www.surfermag.com/videos/on-the-way-benjamin-sanchis/


北に上がってリンコンでサーフして、南に下って国境を越えトドスサントスでもう一度同じスウェルを狙うというロードムービー。トドスの波の様子がよく判ります。みんな喰らってますね。セット間隔長いのかな?水は綺麗です。

 クリックしても映像が観れない人は米サーファーウェブマガジンよりご覧ください。


On  The  Way

2014年2月14日金曜日

僕の自主制作映画継続中

 誤解を恐れても言わせていただくと、サーフムービーはつまらない。いやテーマの無いサーフムービーはつまらない。テーマでなくストーリーという言葉に置きかえてみよう。ストーリーの無い映画はつまらないでしょ?つまらないサーフムービーにはテーマが無いものが多い。

   先日、横乗り日本映画祭で「グッドモーニングミヤザキ」という題名のサーフムービーを観た。監督は外国の人で数年かけて宮崎のサーフィンを撮って映画にしたようだ。フッテージははたしかに良かった。光も波もサーファーも良い。だが、残念なことにそれらのフッテージを繋げて音楽を載せただけという単純な構成だけで映像が続いたのである。

 つまり朝一の波の良いミヤザキというテーマなのだなと思っているうちに場所がバリへと移り、今度はバリでの映像が流れ始めた。あのバリの雑踏と黒い砂とバリにしてはショボイ波をサーファーがリップするという新鮮さの欠けるフッテージだった。あれ?ミヤザキは???その辺りで僕は席を立って映画館を後にした。たぶんその後の映像も同じようなものだっただろうと思う。
 とにかく、映画祭はつまらいと思ったら席を立つ!これ常識!
今回制作中の映画の主役
蛸操氏
1年で300日くらいパドルアウトしてます。
リスペクト!
photo by Ri Ryo

 だが、サーフィンのフッテージに音楽を載せただけでも面白いムービーを作ることは可能だ。しかしその場合、波もサーファーも光も音楽も最高でなければならない。リップカールが製作した「Search」等は好例だ。あれはトム・カレンに世界最高の波でサーフさせる。というテーマが存在した。まだ知られていなかったメンタワイやJ-ベイの波でサーフするトムのライディングをサーファーたちは拍手を送り堪能したのだ。つまりだ、そのくらいのことしないと、みんな目が肥えてしまっているので刺激にならない。

 つまり面白いサーフムービーを作ろうと思ったら、新しいテーマを発見してそれを掘り下げていくしかない。我々サーファーはサーフコミュニティーという特殊な世界に属している。面白いテーマはきっとその特殊性の中に潜んでいると僕は感じている。それを掘り当てることができれば、たとえサーフィンのフッテージが登場しなくても面白いサーフムービーが作られるのではと思っているのだが…。




 

 

インタースタイルの目玉其の三かな?ぱーりー!

 ザジャーナル・ライブパーティーのお知らせです〜。詳細わかりました〜
 2/19場所は横浜駅南口にあるサムズアップ!19:00スタート!
 
イザワバンド来ますね!マイクはジョージカックルDJはベンウェイ
Fee はなんとFree!


2014年2月11日火曜日

インタースタイル目玉其の二、ジャーナルのパーティーもあるぜよ!

 
ザジャーナルも出店します。ほやほやの新刊からバックナンバーも閲覧できますよ。わたしも初日は行く予定です。お立ち寄りください。
  同日にパーティーも開催します。詳しくはインタースタイルのHPで!

2014年2月10日月曜日

インタースタイルの目玉其の一



  常識外れのサーフボードデザインでちょと話題になっている奴、ベン ウェイ。彼は今回ブランクスの廃材で様々なオブジェを発表する予定。かなりクレイジーで笑えるものばかり!会場に行かれる方は彼のブースに足を運んではいかがでしょう!

2014年2月6日木曜日

パイププロ、ケリー貫禄の勝利

http://www.surfermag.com/features/kelly-slater-interview/

reference: Surfer web magazine





君をこのコンテストに出ようと思わせたのはなに?

三年前から観戦してパーフェクトな波にフラストレーションが溜まっていたんだ。出場して楽しむしかないって気付いたのさ。
ペブルビーチでゴルフトーナメントも開催されていてそれにも毎年出たいんだ。でもこの凄い波を見ちゃうとねえ~パーフェクトパイプラインを数人だけでサーフするなんて見逃せないだろ。でも明日ゴルフトーナメントに出れらるようにトライしてみる。

初戦ではかなり接戦だったけど、今日はもうハマった感じのようだったね。

そうなんだ、初日の最初のヒートは接戦で勝てないかと思った。でもパイプではよく起こることなんだ。必ず苦戦するヒートがあるのさ、ここで勝つ人はいずれかのヒートでかろうじて勝ち上がるんだよ。でもそれが過ぎると気持ちが落ち着くんだ。でも強いストレスは感じていなかった。どのヒートでも早めに波を取って、波の取り合いには加わらなかった。どんな試合のヒートでも早めに波に乗っていれば有利になるから。一度波を乗ってしまえば、どこでも波を待てるようになるし誰かが横に来ても
気にならずに波を判断できる。


25分4人ヒートはやりづらかった?

今日は波がコンスタントだったから、フォーマットが気になることはなかった。朝は特にノンストップだったから。誰もが十分に波に乗れた。気になり出したのはセミファイナルの終わりからファイナルだったけど、最悪ということはなかったよ。


32ヒートの10ポイントについて話してくれる?

あれはシックで凶暴な波だったね。(中略)ナーリーな波だった。どう行くかの選択はできなかった。パドルしてから「考え過ぎるな本能に任せろ」0.5秒くらいリップに留まったとき、とにかくできるだけ早く下に降りるしかないが、飛び降りるのが最善だと感じたんだ。着地するまではラインなんて見るつもりも無かった。正しい位置に着いたとは思ったけど、でもボードを少しフェイスに向って少し持ち上げたら、リップがヒットしたところへ身体を後に落としてしまった。でもフォームボールに持ち上げられてスピットとともにチューブから抜けた。(訳注、たぶんこんな意味です)あの波は忘れることはないね。

今日は怪我をした人が多かったようだね。

そうだね。僕はラッキーだった。リーフでひどい怪我にはならなかった。四カ所くらいかな。ボードのノーズが顔に当たった。
傷になるかどうか判らないけど水のなかで出血したよ。ファイナルでベイルアウトしたときにボードが当たったんだ。鼻と目の下だったから、まあそれで済んでラッキーかな。

ファイナルでは戦略があったの?

早いうちに波に乗って得点を稼ごうと思った。有利な立場でいるってことは追いかけなくても済むってことだからね。
でもし追いかける立場だったとしたら、さまざまな仕掛けを駆使して君の座を奪い取ろうとする。それが誰であろうとも状況しだいだよ。それに加えて4人ヒートはちょっとトリッキーなんだ。何点稼いでいるかがまず基本になる、それでプレッシャーを掛けられるか、もしくは掛けられるかという違いが起こる。それが4人ヒートの強い個性なんだよ。早めに良い波に乗って対戦相手がそれを忘れてくれれば良いんだけどね。

午後はバックドアーが君に誘いを掛けていたようだったけど。

そうなんだ。乗られていない良い波をたくさん見たよ。ヒート中に乗られていない良い波を見たときは気分が悪くなった。それ行けよ!て感じ!判る?(笑)海の中でそんな感じだった。

スナッパーに行って今シーズンもWCTを戦うつもり?

うん、スナッパーに行くよ。それが現時点でのプランだから。でも…あまりマジでは考えてはいないんだ。つまりまあそういうプランだから行くかって(笑)すでにそのボード作りの仕事にも入っているし~。でもあそこの素晴らしい波の魅力には敵わないな、でもたぶん、はっきりさせないとね。



2014年2月4日火曜日

What's up! 今年に入ってみんな何してる?

 今年に入って最初のサーファーズジャーナル日本版の翻訳依頼が来た。ありがたいことで創刊からこの仕事が続いている。一月には編集部と翻訳スタッフとの新年会が開かれて楽しい一時を過ごすことができた。

 そもそも、このザサーファーズジャーナルは既存のサーフィン誌とはさまざまな点で異なる。その違いを指摘したら夜が明けてしまうので省略し、その根っこの部分だけをお話しよう。この編集部は自分たちが作りたいようにこの本を作っているだ。
 広告主には記事の編集内容に口を挟ませない。カタログのような誌面にしないために広告ページを減らす。広告収入が少ない分、本の価格を上げて読者に負担していただく。その代わりに読者に納得していただける誌面にする。高額の本だけど、毎号まるで写真集のようなクオリティーなので、読後に捨てようと思う人はいないだろう。


 その日本版を作っちまおうぜという大胆な試みに、僕も幸運にも参加させてもらうことができなんとか三年目に突入となった。
 だがこの翻訳の仕事、なかなか手強い。しかもこの僕が翻訳した原稿はそのまま印刷原稿とはならず、まず統括編集長の井澤氏の日本語チェックが入り、その後には英語訳のチェックをプロデューサーのカッケル氏が行なう、そして次は編集長の森下氏が日本語の校正を再び行ない、さらに三人交えて細かい点を確認しあって活字となるそうである。(という話をお聞きした)
さて、クラークフォームのブランクスをまだ持っているサーファーがいるようだ。かのジェリーロペス氏はかなりの数を倉庫に眠らせてあるという噂を耳にしたことがある。
先日、そのクラークフォームのガン用のブランクスをシェープするという話が持ち上がった。その人はレジェンドの蛸操氏。思わず立場もわきまえずに電話をしたら幸運にも撮影許可が出た。そこでアクアラインを走って一宮へ。
photo by Misao Tako

 最初は記録で残すつもりだけだったが、なぜか創作意欲が湧いてきて、しかもファクトリーのスタッフがナイスな人ばかりでと居心地良さも加わり、映画にしてみようかなと画策しているところ。このままだと、ほとんどサーフィンのフッテージが登場しないマニアックな映画になりそうです。まだ撮影は続行中ではあります。



 これは昨日有楽町で行なわれた横山泰介氏の作品展のレセプション。場所が外国人記者クラブのラウンジ。作品はジャックマイヨールとタイガーエスペリのポートレート。
挨拶で横山氏は、今は亡き偉大な二人のウォーターマンを未来に伝えるメッセンジャーとなれたことに感謝している。と語りました。

さて、まだ山に行っていない。日帰りでどこか行こうかな?