2012年12月7日金曜日

深読みサーファーズジャーナル



深読みサーファーズジャーナル日本語版2012、そのニ
Vol20.4. 300millimeter man クリス・バーカード作品集(2011ですがまあいいか)
 デジタル写真の革命はサーフフォトにも様々な影響を与えました。その中でも特に大きかったのがウォーターショットの分野です。だってフィルム交換の煩わしさから開放されましたからね。フィルム時代はパイプラインで決死の覚悟でスイムアウトしても撮影のチャンスはたった36回。「海の中でフイルムはどうやって交換するんですか」とよく質問されました。まさか陸に戻ってフィルムを交換しているとは思いさえしなかったようです。クラーク・リトルのような素晴らしいフォトグの出現もデジタルだからゆえです。撮って撮って撮りまくって良いショットだけをピックアップするというのは新しいスタイルです。昔はフィルム代が高くてそんなことできませんでした。さらにデジタルは暗い光にも強くなり、かつPCのソフトウェアによる後処理で高品質な作品を誰にでも仕上げることを可能にしました。そんなデジタル時代に登場してきたフォトグがもう一人、クリス・バーカードです。彼の撮影スタイルで特徴的なのはランドショットで300mmレンズを多用するところでしょう。サーフフォトでは600mmレンズが定番なのですがこれは超重い、しかも三脚を必要とします。だから設置したら移動が大変だから動かない、動かないから撮る位置が同じ、つまり写真が退屈になりがち、動かないからフォトグは太る、笑。300mmだと手持ち撮影も可能にするので様々な位置から被写体を追うことができる。距離が足りない部分はエクステンダーや背景の景色を利用して補い。暗部に強いデジタルの特性を生かして朝夕の斜光を利用し幻想的なエッセンスをPCの処理で作品に添加しています。さらに彼はサーフィンには馴染みの少ない地域にも積極的に訪れて未知の波との遭遇に情熱を傾注しています。それが彼の作品に新鮮さを感じさせる要素になりサーファー誌のシニアスタッフとして選ばれた理由かもしれません。モルモン教徒で酒もドラックもノーサンクス。歴史に残るサーフフォトグラファーに成長するかもしれないすね。レンズを多用するところでしょう。サーフフォトでは600mmレンズが定番なのですがこれは超重い、しかも三脚を必要とします。だから設置したら移動が大変だから動かない、動かないから撮る位置が同じ、つまり写真が退屈になりがち、動かないからフォトグは太る、笑。300mmだと手持ち撮影も可能にするので様々な位置から被写体を追うことができる。距離が足りない部分はエクステンダーや背景の景色を利用して補い。暗部に強いデジタルの特性を生かして朝夕の斜光を利用し幻想的なエッセンスをPCの処理で作品に添加しています。さらに彼はサーフィンには馴染みの少ない地域にも積極的に訪れて未知の波との遭遇に情熱を傾注しています。それが彼の作品に新鮮さを感じさせる要素になりサーファー誌のシニアスタッフとして選ばれた理由かもしれません。モルモン教徒で酒もドラックもノーサンクス。歴史に残るサーフフォトグラファーに成長するかもしれないすね。

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