サーファーズジャーナル日本版23_5 の読みどころ
華麗なる一族、ホフマン&フレッチャー
サーフィン専門誌の本当のありかたを創刊から貫いてきたサーファーズジャーナル。僕は新しい号が届くたびにジャーナルという言葉の意味の深さを再認識します。前号はベン・アイパの特集で読者をうならせてくれましたが、
今回はあのホフマン&フレッチャーというスゲー家族の話。ファウンダーのスティーブ・ペズマン氏も個人的な
おつきあいもあるだろうに容赦無し、凄いっす。
インタビュー、クリスチャン・フレッチャー by ジョージ・カックル
特集に併せた日本版だけの付録的な記事ですがフレッチャー君なんでも話ちゃってくれてます。もちろん編集部も都合良く加筆訂正などしていません。井戸端会議的な内容ではありますが、面白い。
ウォルター・ホフマンとフィリップ・ホフマンの2つの記事
ホフマンファブリックスという世界中のサーフインダストリーに布を供給している会社の兄弟オーナーでノースショアーを開拓した生粋のリアルサーファー。巨万の富を築いてもフェラーリや社交界なんかには見向きもせず、ハワイやインドネシアのサーフィン黎明期にやりたいホーダイという極道たち、脱帽です。
ハービー・フレッチャー
遊び方ならこの人もホフマンたちに負けてない、ジェリー・ロペスとパイプハウスの所有者だった理由がこれを読むとよく判る。コンテストで活躍しないとサーファーってどうも忘れられがちだけどそういうこととは次元の違う世界で凄い人がいるんだなと再認識。ストーンズやデッドとラリッたなんて話できないしねえ、活字にしちゃうジャーナルもどんだけって感じ!
ジョイス・ホフマンとデイビィ・フレッチャー2人の女
真逆の2人、共通してることは性別だけかな?ウィメンサーファーのスポーツアスリート第一号と
息子にマリファナの巻き方を教えるクリエイターですからね。内輪のパーティーに集ってもあまり話を交わすことはないんじゃないかなあなんて下衆なこと考えてしまう。トロフィーを持ったジョイスの写真なかなか良いなあと思ったらストーナーの作品でした納得。でもねディビィの記事なかなか素直で読みやすくて良いです。本人が書いた文章なんですね。乙女の心を忘れていないじゃんとこれも納得。
クリスチャンとネイサン兄弟
草もタバコも吸う、酒もやるしそれでもってサーフィン全開という派手な兄貴。その影に隠れていたけど最近ビッグウェーブのチャージで注目を集めている弟ネイサン。この2人を見てると旧約聖書のカインとアベルがかぶる。そのうちまたスゲーことしでかしそうな予感満載の記事です。
さて、今年も一週間切りましたね~大晦日までがんばろ~!
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