2015年3月21日土曜日

サーフボードインプレッション、長〜いおつきあいのレトロフィッシュ

レトロツイン再考、ブルーワー下重モデル。

オルタナ系というジャンルが確立されて、海でどんなボードに乗ってても、
後ろ指さされなくなったのは、うれしい。昔はね~ボードもウェットも最新流行じゃないとダメ!
そんな空気が充満してました。
おじさんだってトムカレンと同じ柄のウェット着てたからね~爆笑


「もっと厚くて浮力のあるボードがイイナ」なんて言ったら、当時はサーフショップのオーナーにバカにされたような目で見られました。
「いまのボードは高性能で薄くてもパドルもテイクオフも楽なんですよ」
そんなことないよね。
多少の技術革新はあるにせよ浮力はフォームの厚みや巾、長さに比例します。もちろん材質も。




左はグレンミナミの古いボード、MRの時代です。これフィンも小さくてロッカーも強いから乗りニクイです〜グレンさんごめんクサイ、いや俺が下手なだけ〜




色巻きはとにかく長持ちしますよ〜。
さてブルーワーの看板シェーパー下重氏。この人のボードは乗りやすい、ターンしやすい、素直な感じそんな印象があります。ブルーワーの血統ですからこういう人に50/50レールのボードをオーダーしてはいけません。ダウンレールがデザインの基本にあるからそういうターンがお好みのサーファー向けです。こういう人がレトロフィッシュ作るとどうなるか?


ウッドフィンじゃあありませ〜ん。
片面フォイルです。このアウトラインきれいでしょう!けっこう好きです。
調子良いです。ツーてもグラスオンだけど笑
MR系のツインだともっと縦長ですね〜。
クアッド流行ってるけど、抜けやターン自由度の良さではツインに軍配
上がります。
はい、レトロみたいだけどレトロじゃないボードの完成です。
モダンショートボードばかり乗ってきた人にはお勧めですね。
ロングしか乗ってこなかった人にはちょっとムズイかもです。
モダンショートボード+レトロツイン÷2という感じです。
この板、僕にってはサーフィン能力測定器みたいな感じ、
ときどき乗ってみて自分の能力を計るんです。浮力が足りなく感じたり、逆にパドルが楽に感じたりと
そのときの身体能力の変化を実感してます。


 テールにかけてはボクシーなんです。
 他のレトロとは違うところですね。
あっテールちょっと欠けてる、、 

総じて、乗りやすいボードです。
横パシリになりがちなレトロツインですが、スピードを乗せて深めにボトムターンすれば角度のあるトップターンも可能です。







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