2015年7月16日木曜日

それから、、、ビアリッツ一人旅。その一

 一人旅のすすめ

 映画祭が終わって、さあどうしようかなと思った。帰りの飛行機まで2日間もある。行き当たりばったりで旅を楽しむことにはしていたが、さて、、
 映画監督のエリザベスたちがビアリッツに行くというので、とにかくその車に便乗させてもらうことにする。彼女は夫のデイブとビアリッツでサーフィンをしたあとに、サンセバスチャンにある三ツ星レストランでディナーを楽しむためにスペインに向かうという「リョウはどうするの?一緒に来る?」予約に半年掛かったという2人のディナーに同席させてもらうほど僕は野暮ではないし贅沢もできない。
ビアリッツに住むナディシュ(中央の女性)の家。
左は新しく映画祭の審査委員長になったフロスティ
手前がエリザベスと旦那のデイブ。
ナディシュはツアーガイドも行っている。

 とにかく今夜泊まるところを捜さなければならない。ビアリッツはリゾートで豪華なホテルはたくさんあるけれど、、、僕向きの宿があるような場所ではない感じ。そこで思い出したのがビアリッツ在住で昨日までアングレットに取材に来ていたミチコさん。
FB経由でメールをすると「友達がシェアハウスしてますよ」ということで部屋が空いているか聞いてくれることになった。そんな流れで大家のジェレミーが見せてくれたのが四階にある屋根裏部屋。宿代も安く即決する。ジェレミーはボルドーのワイン農家の出身でそのワインを街のマルシェで販売している。

 さて、宿は決まったもののビルバオまでどう帰るか判らない。そこでミチコさんに相談するとビルバオまでバスで行けることが判った。バス会社のHPを開くとフランス語しか開けない。それでまた彼女に助けてもらうことになる。観光センターの場所。マルシェへの行き方。両替所。おみやげ屋となにからなにまでというくらいミチコさんのお世話になった。旅先でこういう人と出会えると旅が一気に楽しくなる。

で決まったのがこの部屋。屋根裏です。
こういう変な部屋はかなり好き。

シェアハウスのドアノブ
ビアリッツの観光案内センター

















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