2015年7月18日土曜日

それから、、、ビアリッツ一人旅、、その三

 なんくるないさ〜と日本を出発したものの、やはり一人旅はけっこうキツイなあという感想だけが残った。ビアリッツ一人旅、タイトルからして楽しそうだが、今日どこに宿泊するのか決まっていないという状況はかなりヤバイ。
ブルーノ氏、いい奴です。
食事もごちそうしてくれたしサーフボードも
貸してくれた、、、でもね、、

 しかもここまで道連れ的に僕を助けてくれたエリザベスも旦那のデイブとサンセバスチャンに旅だってしまう。フロスティはナデッシュのところに泊まる。要するに僕の泊まるスペースはそこにはない。ビアリッツはバケーションが始まっていてホテルはどこも満杯。なんとかしないと〜で思い出したのが、映画祭に取材に来たミチコさん「なにかあったらフェースブックで〜」と社交辞令的に別れたものの、本当にメールするとは思っていなかった。そうしたらすぐにレスが来て「フランス人の友達がシェアハウスをしてるから聞いてみましょうか」と連絡が来た。渡りに舟とはこのことだとさっそくお願いした。
 
 といままでブログを読んで来た方ならいきさつは判っていると思うが、まだ説明が足りなかった。映画祭後に僕は主催者のブルーノの家に泊まることになっていたのである。映画祭中も「泊まっていいよ」とは言っていたが「親戚がくることになって、、、」といい始めた。ああやっぱりね〜忙しかったから疲れただろうし、まだやること一杯あるだろうからね。本当に泊まれるの?とは思ってました。
紹介されたシェアハウス。
この屋根裏に泊まった。
紹介してくれたミチコさんは別のところに住んでいる

ここは映画祭中に宿泊していたアトランタルという
ホテルの前、地元サーファーしかこないから
コソ練には最高です。
昔ココシャネルが滞在していたという家?城?
土産物屋になってしまってます

 そんなこんなで2日間どこか宿泊先を決めなくてはならなくなって、、、
ミチコさんに連絡をとったら、、、、知り合いを紹介してくれて
ととんとん拍子に話が進んでかなりラッキーだったという訳です。

 でも彼女はやはり女性ですからリスペクトの気持ちで
接しなければならない。このへんの状況は一人旅の
多い人ならよく理解してくれると思う。
つまり彼女のような立場の女性は、日本人の旅行者と
ひんぱんに出会っているということだ。
なかには彼女の善意を好意と勘違いする男性もいるかもしれない。
外国で女性1人で暮らすのはたいへんなんです。
いちいちそんなことに構ってられない。
ここなら空き部屋あったとおもうけど、、、

 だから僕も、すけべなおじさん、じゃなくて、
すてきなおじさんだよ。という態度で接するのがマスト。
だから彼女も安心していろいろ助けてくれることになる。
旅先での出会いってこういう仁義があるんです。
とくに一人旅では旅先でどんな人と出会いどう接するかで決まります。
ミチコさんの友人の家にも遊びに行った。
シェアハウスのすぐ近くでその友人が
日本に来ると知り再会を約束した。
ミチコさんによくしてもらったから
その恩返しでもあります。


おかげでなんとか日本に帰ってきました。
自宅の夕食は最高に美味しかった。
まあこの再認識ために旅行に行くようなものかも?
There are no place like a home.






 
 














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