2013年12月12日木曜日

君がそこにいた。ラスティミラーのプライベート写真

















 

さて、12月。あたらしいジャーナル日本版が発売されましたがいかがでしょうか?
この写真はバックナンバーですのでお間違えのないように。

じつは最新号が発送ミスでまだ僕の手元にはまだないんです。たぶん数日中には来ると思いますが…。さて日本版の良いところは日本語で読めるのはもちろんだけど、特別な付録がいくつか付いていることです。その一つが過去のジャーナルから選りすぐった記事をプラスしてることです。この付録日本版の創刊から続いていますが意外と気づいてない読者が多いみたいですね。

「サーフィンをして街に行く、するととても優しい気分になれる。犬を蹴とばしたりすることもなく、女房や子供にも優しくなれる。冗談ではなく、バイロン・ベイで波がよく、大勢の人がたっぷりサーフィンを楽しんだ日には、サーファーが海から持ち帰った陽気な活力で街全体が明るく饒舌になる。ちょっと哲学臭いスピリチュアルな話かもしれないが、そういうことなんだ」
 ラスティ・ミラー

 ティムベイカーの本「ハイサーフ」より抜粋された。ラスティーの人となりについて書かれた前書きと写真(下)訳ラナ・ソーファー











 









 3-2号(22-2)ではレジェンドサーファー、ラスティ・ミラーの撮った写真と文章が掲載されました。ラスティ氏は全米タイトルも獲りビックウェイバーとしてもキャリアを積みました。また彼は映画モーニングオブジアースでウルワツのバージンウェイブをサーフした人ということでオーストラリアでは特別な存在、しかもタブロイド版サーフィン誌トラックスの創刊にも携わり、現在はバイロンに住んでいます。その彼が長年撮り続けてきた写真のストックから厳選してそれにまつわるエピソードをショートストーリーとしてまとめた記事です。とにかく未公開だった写真ばかりなので新鮮、サーフオタクにはたまらない記事です。少しご紹介しますね。
















 ウェインリンチ
 神童といわれた頃のウェインですね。背景がベルズです。長いブロンドの髪とヘンリーネックのシャツが良いなあ。これ僕が着るとバカボンのパパになってしまう。1970年つーとジャーナル読者にもまだ生まれてない人いますね。


















バンカースプレックルス
 マリブがハリウッドに近いこともあってか昔からアメリカの映画界とサーフィンは特別な関係にあります。バンカースプレックルスは超有名男優クラークゲーブルの遺産を相続した人で、それで俺流を貫きました。特別製のニーボードでパイプのバレルをディープにメイクしたり、アートブルーワーをカメラマンとして雇ったことでも知られています。そのアート氏の写真集のカバーがこの人ですね。
















ロルフアーネス
 この人の父親もハリウッドの映画俳優で、その父から夢のようなサポートを受けてサーフィンをし世界チャンピオンにまで登り詰めました。
たとえば練習のためにと飛行機をチャーターしてメキシコへサーフハントしたり、またコーチを雇って個人指導といたれり尽くせりのサーフィンライフだったようです。でもタイトルを獲ってからはピタリとサーフィンは止めたみたいですね。いつのまにかサーフィンが楽しくなくなってしまったのかもしれませんね。それってなんとなく判る気がする。
















 サーフリサーチってワックス昔ありましたね。今もあるかな?当時は四角くてセロファンに包まれてたやつですね。グリップあまり良くなかったような気がします。それをラスティ、ドイル、ガースマーフィーで製造販売してたんですね。その彼らの役員会議の風景です。良い雰囲気が醸し出されて森の香りが漂ってきそうです。これセルフタイマーで撮ったのかな。この写真に登場しているガースマーフィーのショートストーリーもこの記事に寄せられていて面白いです。映画のストーリーにしたら面白いだろうなあと読み返すたびに思います。


reference book : The Surfers journal Japanease edition
                          all photo by Rusty Miller



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