2014年1月21日火曜日

ジェリー・ロペス氏へのインタビューです。テーマはボルトのロゴについて


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ボルトのロゴについてトリビアあれこれと、ジェリー・ロペスへのインタビュー

マット・ワルショー

翻訳、李リョウ



 1969年、ロペスとライトニングボルトの共同創立者ジャック・シプレーはホノルルにあるサーフラインハワイのショールームで働いていた。ロペスはまたハンセンサーフボードにも乗っていた。1969年後半にハンセンはダイヤモンドテール「ロペスシリーズ(ボルトのロゴ無し)」を発表。数ヶ月後、ハンセンは風変わりな中空のモールドボード、「ストラトジアス」を発表しそのなかにはザライトニングボルトモデルがあった。その広告のコピーは「宇宙的、希少な喜び(かな?)」ロペスによるシェープ。(写真中央)同時期にロペスはハンセンとはべつに彼自身によるライトニングボルトレーベルのボードを使っていた。(写真左)
 ちょっと待って、じつはウェーバーサーフボードも1970年にザ・ピッグモデルを発表しマイク・タベリングがセバスチャン・インレットでリップする写真を広告で使用したが、そこにも黄色いボルトがデッキに描かれてあった。(写真右)

 ハンセンがたぶん誰よりも先にボルトをサーフボードに描いたのだろう。ウェーバー(それともタベリング本人だけが)はかなり初期にそのマークを使用した。でなにが言いたいのかっていうことだけど、君がサーフトリビア(米国流サーフィンオタク)でなければどうでもいい話しではあるけれどね。


 (ほんの少し中略)

Eメールによるマット・ワルショーからジェリー・ロペスへのショートインタビュー



 あの風変わりなハンセンのモールドボードは憶えている?


 あのモールドボードは本当に素晴らしかったんだよ、当時としては革新的だけど、完璧じゃあなかった。二枚貝のような型で作るんだが、接着が未熟で水が入って沈んでしまったんだ。


シプレーと始めたのはいつ?



The Lightning Bolt Unlimited, Surfboards Inc は1970年の夏にカピオラニ・ブルーバードにあったホビーの古い店で始めたんだ。


ボルトのロゴはどう生まれたの?


電話中にする落書きなんだよ。私は今でもするんだよ、ボルトの小さなロゴを電話中に描くんだ。

ライスペーパーで印刷されたラベルに対抗して。ライトニングボルトのマークは全てレジンで描かれたの?


ボルトのマークはピンラインを引くように同じやり方で描かれた。サンディングの後、ポリッシュの前だね。定型のボルトのロゴは無かった。その結果、美しくて人目を引きバリエーションが増えた。シャドーボルトやレイルボルト、カットラインボルト等

他のボードメーカーがボルトのロゴをコピーし始めて、あなた達はサーファー誌に大きな広告を出して警告したよね。

コピーが広く出回ってしまって、弁護士が商標を積極的に主張しないとパブリックドメインとなって権利が失効してしまうというから広告を出したんだよ。

ボルトのボードは本当に美しかったね。とくに初期の頃は。

私も含めて多くの人がそう思っている。ボルトのロゴが効果的なんだよ。そのうち、シプレーと私とでライトニングボルトの真実のストーリーを語ろうと思っている。だから

いまのところ、それは二重のトップシークレットなんだ。

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