2014年1月15日水曜日

さあウォーターショットに挑戦!

photo by Ri Ryo at  Zushi



 デジタル&Go-proの誕生で、水中ショットの世界が変わりました。誰でもウォーターショットが楽しめるのは良いことですね。サーファーならディープなポジションを攻めてる自分のショットが欲しいものです。フィルムの時代からフォトグは良い写真を撮りたいという熱意から、海に入ってサーフィンを撮るようになりました。海の中といっても最初は遠くからでしたが、いまではサーファーに手が届くほどに接近して撮るのが常識になってます。フィッシュアイレンズでチューブに入って…なんてフツーの時代になってしまいました。フィルムの時代は36枚撮ったらフィルム交換のために岸に上がらなけらばなかったのに、いまでは1000枚くらいシャッターが切れるんだから…ヤバイ。ハウジングだって高性能でほとんどメンテフリーですから、簡単にスイチューが撮れる時代です。ということでとりあえず、ハウジングメーカーをご紹介しましょう。


Katu Kwaminami  by Ri Ryo

 サーフフォトグから見た各社の製品について、良いとこ悪いとこをお話しましょう。

 ウォーターハウジングハワイ
 
ノースショアーのププケアの丘の上で、リアルプロ専門にハウジングを作っているブランド。オーナーはタローという名で昔は彼ぐらいしか作ってくれる人がいなかった。全て受注生産です。クラークリトルも使ってます。彼はどんなカメラでもハウジングを作れますからハリウッドの仕事も受けることがあります。ハワイアンなので音信不通は常識だし、注文してやるという態度だと相手にされませんのでご注意。
 





 デール・コベッチ

 CAに住むマエストロ、その道ではかなり有名です。写真家としても非凡で、トレンドの数歩先を行っています。サーフィン用ハウジングの様々なアイデアは彼が生み出したとアート・ブルーワー氏が語っていました。
 彼の最近の作品がこれ!
photo by Dale Kobetich



リキッドアイ


 岩のように頑丈で羽のように軽いというキャッチコピーです。ストロボをビルトインできるモデルもありますね。一体型は頑丈です。波がヒットしてもこれなら大丈夫でしょう。
 使ったことないので〜と思ったら鴨川に住むDave Yamaya がデイストリビューションを
始めたようで、彼の説明によると色々なカメラが適合するという画期的な製品のようです。つまり今までのハウジングは一つのモデルにしか合わなかったので、カメラを変えるとハウジングも買い替える必要がありました。でもこのメーカーのはその必要が無い!
興味のあるかたは牡蠣までどうぞ〜

Dave Yamaya のコメントです。ズームコントロールもボディ側にあるからポートの価格も安いと言ってます。


this housing can use many different cameras. just have to change the base plate on 

the inside under the camera body and the clear backing to match your camera. 

also, zoom control is on the body, not the lens port, so cheaper to get new lens 

ports.







アクアテック

 サーフハウジングでは大手の一つ。僕もフィルムの時代からこのハウジング使ってます。ここのハウジングはバックロードといってハウジングの後側からカメラの出し入れを行います。また四点式のバックルになってからはかなり便利になった。動画切り替えスイッチも付いている。さらに個性あるアイデアも多い、たとえばピストル型のスイッチは防水性が高く水漏れの心配は無用です。レンズポートの種類も多くほぼどんなレンズも合うけど、ちょっと会社が大きくなりすぎてそれゆえのサポート体制が緩慢になっているなあという印象は否めない。水中じゃなくて防音ハウジングなんかも製品化させています。




http://aquatech.net


ジリオン

 日本のメーカーで、アクリルを使ったハウジングで有名です。日本人フォトグで使っている人も多い。元々はダイビング用のハウジングを作っています。ただし高品質で頑丈ですが重い、またグリップ等もユーザーフレンドリーとは言いがたいかなあ、もう少しここをこうすればと思うところありますね。ガラス製のレンズポートもありますね。










SPL

使ったことないから判らないけど、アメリカではそこそこ人気あるみたい。ユースキー
もこれ使っていたよね。16mmボレックス用のハウジングも出してます。











 さていろいろ登場して迷うところです。ただし最近のカメラはモデルチェンジが早く
それに合わせてハウジングも変更しなくてはならないという欠点があります。ですから
購入のときはその点をよく考えることが必要です。つまり古いカメラに合わせるのではなくカメラを新しく買い替えてからハウジングの購入を検討したほうが良いかもしれません。またメーカーによっては中古品を販売しているところもあります。
 カメラのハウジングって不思議な魅力があり使わなくても欲しくなります。まるでモデルガンのようです。でも使ってナンボのハウジングなのでよく考えて購入しましょうね。
 またサーフィンできない人はまずサーフィンからスタートしましょう。海をナメタラあかん!

 






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