reference: Surfer web site
ナット・ヤング インタビュー
2013のWCTルーキーオーブザイヤーに輝いた新星。
ナット・ヤング22才。ベルズとポルトガルで二位、ケラマスで三位。パイプラインに出場した時点ではワールドランク9位に付けていた。彼を自宅に訪ねてルーキーオブザイヤーに輝いた昨シーズンを振り返ってもらった。
大注目のルーキーシーズンとなったね。ツアーの始めはどのような期待を持って臨んだの?
知っていると思うけど、大いに期待されていたのは本当だよ。WCTという舞台が僕に向いているという感じは持っていたんだ。それは僕のサーフィンは良い波で発揮するからね、つまりツアーの波はほとんど良い波で戦われるからさ。でも良い結果は予想より早かった。第二戦のベルズで二位は自分でもショックなくらい驚いた。昨シーズンはWQSには出ずにWCTだけに集中していた。これで次のシーズンも戦えるかなって思った。
ベルズの二位はどんな気分だった。君のキャリアでは最も素晴らしい結果かな?
イェイ、全くそのとおりだよ。でも二位になったことは残念だと思ってる。ファイナルで集中して戦って負けた瞬間は嫌な感じだったね。でも冷静になって振り返ると、そうか二位なんだと気がついた。大きな結果だと思うよ。
二位になるとツアーの他の選手は悔しいのかな?sれとも喜び?
う~んどうかな?判らないけど、たぶんどちらともいえるかな?全力でがんばって結果は負けたんだから笑顔で陸に戻る気分にはなれないだろ。結果に満足する人もいると思うけど、僕は負けたという気分だよ。喜びではないな、でもしっかり土台に立ったという感触はある。それはつまり「うんよし!」て感じ(笑)
シーズン中の自信はどのように高まっていったの? ベルズから突然?
一番ナーバスだったのはスナッパーの最初のヒートだった。自分ができるっていうことを示したい気分で一杯だったからね。どのイベントでも最初のヒートはナーバスになるけどね。ファーストラウンドで負けたくないからさ。でも楽しさとエキサイトする気持ちで戦っているよ。
ヒートでマジで苦手な奴は?
『あいつよりはあいつと戦いたいな』というのはあるよ。でも可笑しかったのは手強いと思った相手に勝って、楽勝と思った相手に負けたことだよ。
対戦相手に対してはどう考えるの、絶対に勝ってやるとか?
うーん、判らないなあ。たぶん相手よりも良いサーフィンができると感じることかな。それに良いヒートもあれば悪いヒートもある、もし最初に良い波に乗れれば相手に打撃を与えられる。でもWCTは凄い選手ばかりだからね。失敗は許されないんだ。どのヒートも勝つのは大変だよ。
お気に入りの試合とヒートはどれだった?
フィージーはお気に入りだね。人生で最高の波に乗れた。ほぼ毎日バレルだった。レストランツとクロウドブレークで二人きりだからね。ベルズは凄く楽しかったけれど、じつはサーフィンは良くなかったんだ。レストランツでの第2ラウンドのヒートは凄く楽しかった。年間でベストウェイブをサーフできた。2本良い波に乗れたけど飛び抜けていい波だったよ一本で三回バレルに入ったんだ。(9.2,9.03を獲得)
ルーキーで戦うことになにか有利な点はあるのかな?
全くないよ。世界最高の選手を戦うのに、どの波も経験が無い。対戦相手についてだけでなく、ラインナップもどうなっているのか判らないんだからね。波について理解していないのは僕とって一番困ることんなんだよ。いくつか落としたヒートもそれが原因だと感じている。
次のシーズンはなにか変化はあるの?
ルーキーシーズンの結果についてはうれしいけど、それで終わったわけじゃあない。パイプで良い結果を残したいんだ。あそこでは子供の頃からサーフしている。ツアーの他の波よりもあそこの波のついては理解しているからね。2013年のパイププロでは10ポイントを出すことができた。
ルーキーオブザイヤーに輝いた感想は?
デカイよ。ツアー初戦からの目標だったし可能性も高かった。この賞をいつも考えていてそれがおおきな励みになったんだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿