2014年7月21日月曜日

サーフィンオタク。トラックスマガジンが総括したJ−ベイオープン。

from Tracks

reference and a summary of "10 thngs we learnt at the J-bay open." by Pat O’Shea

J-ベイオープンで感じた10のこと。
(以下要約文です)

今シーズン最高のサーフィンを見ることができたASPイベント、J-ベイオープン。

1.J-ベイにASPが戻ってきた。

 世界最高のサーファーたちが彼らのテクニックをすべて駆使して戦うことができる場所がここジェフリーズベイのスーパーチューブス。ここでの開催に元世界チャンピオンのマーティンポッターもイベント開催を祝福するコメントを寄せるほどであった。


2.新しいニューススクーラーたちの活躍。

 時代は変りつつあるのか、ブラジリアン達の活躍を見るとジョンジョンやコロヘよりも先に彼らの時代がやってきそうにも感じられるが、でも結局はミックとパーコという結果に落ち着いた。これは始まりでもなくまた終わりというわけでもない、このJーベイの波はだれが王座に着いているかを明確にする場所でもあったのだ。


3.世界タイトルのゆくえが面白くなった。

 ケリー、ナット、ボーレスがR3で敗退しメディナの世界タイトルがぐっと接近したかに見えたが、しかし結果はそうならなかった。すでに2勝しているのはメディナ、ファニング、ボーレス。まだ勝利はないものの総合2位がパーコ。タジは常に上位に食い込み総合5位。ジョディはちょっと出遅れて12位、J-ベイは彼にとって大きなチャンスだったけれどね。さてパイプまでにどう順位が入れ替わっているかな?


4.ケリーはどうなんだろう、もうダメなのか?

 答えからいえば「NO」。だって今回は決勝トーナメントに残れなかった唯一の試合だからだ。ウィルコとの対戦で調子は悪かったが、ファーストラウンドでは素晴らしかった。彼は冷静に自己分析をしてると思うよ。

5.バックハンドでもいけるでしょ!

 今回の試合は、素晴らしいバックハンドサーフィンが見られた。オーエン、ウィルコ、パタッチア、メディナ、CJなどなど。だからJーベイみたいなレフトハンダーをコンテストに加えてもいいんじゃないかと思う。ファニングがバックサイドで切り裂くところを見たい人は多いはず。



6.ジェレミー・フローレスに課せられた制裁。

 ジェレミーの採点には疑問の余地は残る。しかしかといってジャッジタワーに駆け上って、テンション上げて暴言を吐くのはちょっと別の話。6000ドルの罰金とチョプーとUSオープンでの出場停止という制裁がASPから課せられた。クオリファイの危機が迫っていたジェレミーにとってはかなり痛い出来事となった。


7.ジャッジとはつまりジャッジだということ。

 ウィルコがパーコと戦ったときの9.77について論争があった。あんな風に波のフォームにボードを当てられる奴は他にいない。J-ベイで10が欲しかったらバレルをメイクするしかないの?そんなルールないだろう?良いスコアが出過ぎてしまった結果、ファイナルの日には総体的にジャッジの採点は低くなった。大きな問題であったのはジャッジの採点に遅延が起きたことであった。そのために選手は状況が把握できないままで戦わなければならず、そこそこの得点を稼げるミッドサイズの波を見過ごしてしまったのだった。

8.不満だらけのラウンド4

 ジョディがCJ負けたときの波はひどかった。ハイタイドのスーパーチューブでアベレージとはいうものの、ジャッジがラウンド4を早く消化させようとしか考えていなかったのはバレバレだった。

9.サーフボードの進化
 
 スーパーチューブの波の素晴らしさは波が大きくなってもスタンダードなショートボードでサーフ可能だってことだ。土曜日はマックスとは言わないまでも1-2インチ長いボードにしようかというコンデションだった。それにしても20年前にはここで5’11”のボードでサーフするなんて考えれられなかったよね。ベストスコアを叩き出そうと思ったら6’6”じゃあ長過ぎる時代だってことだね。(この章の訳はちょっとよくわらにゃい、たぶんこんなこと言ってると思います)

10.やっぱりトムは凄かった。

 あのカレンの10点はどうだろうって?そんなことどうでもいいだろう。とにかくあの興奮は値するね。あの日のスーパーチューブで、カレンのあのカーブを見るってことはオールディーズだけじゃなくてヤングガンたちにとっても大いにヒントになったはず。
さてあなたのトムの評価は?

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