2016年2月5日金曜日

サーフィン上達法(4)正しいフィンの選び方。

http://www.surfermag.com/instruction/how-to-surfboard-fins/#vRidTjDckU3frXgH.97

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(訳者まえがき)
フィンは奥が深い。もしイマイチ気に入らないボードがあったらフィンを変えて乗ってみることを勧める。先日、ロングボードのフィンを変えてみた。比較してみると大きさはほとんど同じ、レーキが寝てるか寝てないかの違いだった。でも乗ってみてびっくりした。ターンの性格ががらりと変わった。フィン替えてみたことありますか?セットアップは?サーフボードを買ったときに最初に付けたフィンを使い続けているサーファーがほとんどだと思う。誰かが使ってないフィンを持っていたらビールをおごってしばらく借りてみるといい。グラスファイバーならグラインダーで作り直すのも楽しいよ。
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 1900年初期からフィンは大きな発展を遂げてきた。フィンがまだなかった時代ハワイアンたちは重いサーフボードに乗り、足を海面に突っこんで方向を変えていた。時代は変わり現代のサーファーはいろいろなフィンやフィンシステムを選べる時代となった。
(中略)
 僕が考えていることはサーフボードを楽しみだけのツールにしないこと、サーフボードを追求すればもっとサーフィンが良くなり、サーフィンが良くなればもっとサーフィンが楽しくなると信じている。体の大きなサーファーが小さなフィンを使ったり、逆に小さなサーファーが固いカーボンファイバーのクアッドに乗っていたりと間違った使い方を見かけることがある。他のフィンを試さないからそんなことが起こってしまうんだよね。

スラスター

1980年にサイモン・アンダーソンが発表してからこのセットアップはスタンダードとなった。サーフィンのパフォーマンスに革命を起こしただけでなく、またサーフィンを易しくもしてくれた。これはユーザーフレンドリーで反応も良い、そして断言できるのはこれが最も優れたセットアップだということ。もし君が今までスラスターだけを乗ってきたとしたら他のセットアップには違和感を感じるだろう。だからスラスターを乗り続けて自分にとってのマジックといえるスラスターのセットアップを見つけるのも方法だ。

クアッド

ネーザン・フレッチャーやダニー・フラーなどのプロたちは10年ほどまえから4フィンでバレルを追求してきた。その食いつきが不可能とも思えるドロップを可能にし、またその加速感は宇宙ロケットだ。このことは世界中のサーファーの関心を呼び、現在ではトッププロたちのクイバーの一つとなった。4フィンのすばらしさは波のフェイスをしっかりと捉えてスライドせずにカーブできることだ。とくにレイトドロップでの安定感はそのタイトなセクションもクリアーする能力がある。私のような腕力が無くパドルに限界を感じているようなサーファーにとって、4フィンはダウンザライン仕様といえ効果が期待できる。ドライブが効くからバレルの中でフォームボールに飲み込まれそうなときも安定し、信じられないような波をメイクできる。その一方でルースでないという欠点もある。しかしこの4フィンで描くラインは特別だ。要するに君のクイバーに加えても良いということさ。

シングルとツインフィン

個人的な感想では、いままでこの両者は意味がないと思っていた。これに乗るのは仙人みたいなスタイル求道者みたいなサーファー向けだとね。でも最近シングルとツインに乗ってみて考えが変わった。このセットアップの特徴はサーファーをムーブメントをゆっくりさせてくれて海のリズムと波長を合わせるような気分にしてくれる。それは君のサーフィンの技術を、海の変化に合わせて機能させる練習にもなる。それは言い換えれば君のサーフィンのスタイルの修正にもなるってことさ。

(抄訳文です)










































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