http://www.worldsurfleague.com/posts/179091/quiksilver-in-memory-of-eddie-aikau-scoring-explained
クイックシルバーインメモリーオブエディアイカウは過去30年でたった8回しか開催されてこなかった。試合にふさわしい大波でないと開催されなかったからだ。前回の大会が2009年だから、今回は6シーズンぶりとなる。さてこの試合は運営方法もユニークなので、初めてでない人にもおさらいのつもりで読んでいただければと思う。
この試合は通常のサーフコンテストのようにクゥーターファイナルやセミファイナルそしてファイナルというような勝ち上がっていく試合形式とは異なり、このエディは敗者がいないといえる。
招待された選手28名が各7人で1つのヒート(組)、つまり4つのヒートに分けられてそれぞれが2ラウンド(前半戦と後半戦があると思えば判りやすい)を戦う。ヒートの試合時間は45分から60分。
選手は1ラウンドに4本の波に乗ることができ、ジャッジはそのライディングを1点から100点満点の間で採点する。そこから最高点の2本が選ばれる。2ラウンド戦うから計4本の採点の合計で順位が決定される。
ワイメアベイで観戦する人はその結果をゴルフやオリンピックのスノーボードのようにリーダーボードを見て確認することができる。
この試合形式の面白い点はすべてのヒートがファイナルであるともいえる点だ。つまりもし良いライディングをしたら勝利に直結しているからだ。これまでも2回のヒートでベストライドができた選手が勝者となってきている。
またこのエディではインターフェアランスのルールがない。複数のサーファーが一つの波に乗るというパーティーウェーブが許されている。ジャッジはそのぶん忙しい。彼らの採点基準は波の大きさ、またテイクオフの難しさなどリスキーやコントロールが判断される。
この試合が開催される波の基準はハワイアンサイズで20フィート、(ハワイは波が大きいので波を小さくジャッジする)つまり実際は50フィートくらいはないと試合が開催されないと思って良い。
試合開始は水曜日ということになっているが最終判断は早朝に決まりそのことはTVのニュースショーでも伝えられる。例えば波が小さくなりそうなとき試合は1ラウンドだけで終了する可能性もある。試合開始はハワイ時間で9:30AMから。
観戦はWSLのホームページでできます。
(抄訳文に加筆してあります)
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